1: : 2021/07/19(月) 12:16:01.85 _USER
【7月19日 AFP】いつの時代の五輪でも、選手村の胃袋を満たすことはとてつもない大仕事だ。世界中から集まった一流アスリートのために、大勢の料理人が1日数万食を用意する。
コロナ禍の東京五輪での負担はなおさら大きい。厳しい感染対策のため、アスリートらは選手村、練習会場、競技会場以外の場所へは行けない。開催地にある飲食店の利用は禁じられているため、世界に名高い和食を味わえる場は、選手村が唯一となる。
「われわれとしては、責任重大だなと思う」。こう語るのは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)運営局・飲食サービス部の山根勉(Tsutomu Yamane)部長だ。「日本各地の食材を使っているので、ぜひ楽しんでほしいと考えている。非常にプレッシャーですね」
これは一大プロジェクトだ。選手村は一度に最大1万8000人の宿泊が可能で、飲食施設では1日最高4万8000食を提供する。一部は24時間オープンしている。
大会運営局は、2階建て・3000座席の主要飲食施設メインダイニングホールで、700品目のメニューを用意する。ピーク時には2000人のスタッフを配置し、あらゆるニーズに対応する。
メニューは大きく西洋料理、日本料理、アジア料理の3種類に分かれる。アジア料理には中華、インド、ベトナム料理が含まれる。
■ヘルシーな日本の家庭料理も
世界に知られた日本食だが、選手村では現地ならではの味わいをふんだんに盛り込む。
山根部長によると、高級料理よりもラーメンやうどんなど気取らない料理に力を入れている。人気のラーメンは、最もよく知られた醤油味と味噌味で提供する。
一方、日本食ファンにはとても残念だろうが、生魚をネタにしたすしは出さない。食品衛生の関係よりねたは火を通したエビ、ツナ、キュウリ、梅干しなどに限られる。それでも日本食の人気定番、和牛ステーキや天ぷらは味わえる。
世界的にはあまり知られていない和食もメニューに並ぶ。関西発のお好み焼きやたこ焼きもだ。
加えて日本の家庭料理もある。一般市民が考案し、コンテストを勝ち抜いた逸品だ。
神奈川県鎌倉市に住む主婦の西村陽子(Yoko Nishimura)さん(59)は、五輪が1年延期されたことで、コンテストに参加したことをほとんど忘れかけていた。「そこに連絡が来て『選ばれました、おめでとう』と。半信半疑だった」とAFPに語った。
「日本の夏と言うとやっぱり、そうめんが頭に浮かんだ」と言う西村さん。トッピングは焼きザケ、蒸し鶏、枝豆、ブロッコリー、梅干し、とろろ芋と具だくさんだ。
「サケは皮ごと使っていますので、EPA、DHA、コラーゲンとかが詰まっているのでいいと思います」と説明する西村さん。「枝豆とかもたんぱく質ですし、ブロッコリーも抗酸化作用があります」
この「アスリートそうめん」には「いろいろ体にいいものが詰まっている」とにこやかに語った。
2: : 2021/07/19(月) 12:16:10.56 _USER
■五輪初、グルテンフリー・コーナー
他に選ばれた公募メニューには、おでんやずんだパンナコッタなどがある。
食材は日本の全47都道府県から集められている。今大会の「復興五輪」のテーマに沿い、2011年の東日本大震災の被災地も含まれている。
世界では今も、福島第1原発事故の影響を受けた地域で生産された食品の輸入を制限する国がある。日本側は、他国よりも厳しい基準を設け、検査を徹底していると主張している。
大会運営局では、素材の産地は表示するが、福島県産品に特別な表示を付けることはしない。
さらに選手村のダイニングホールには、あらゆる宗教上の制約や食事制限に対応するメニューがそろっている。五輪初となる独立したグルテンフリーのコーナーもある。
新型コロナウイルスの流行は、延期された上で開催される今大会全体に暗い影を落としている。ダイニングホールの座席は減らされ、食事時間もできるだけ短縮しなければならない。
それでも、西村さんは自分の料理が選手を元気づけることを願っている。
「この暑い中で練習して、オリンピックという大舞台でプレッシャーや緊張感があって、なかなか食欲が湧かないかもしれない」と言い、そんなときでも「これさえ食べればベストコンディションで大会に挑める」と太鼓判を押した。(c)AFP/Natsuko FUKUE
https://www.afpbb.com/articles/-/3356784?act=all
他に選ばれた公募メニューには、おでんやずんだパンナコッタなどがある。
食材は日本の全47都道府県から集められている。今大会の「復興五輪」のテーマに沿い、2011年の東日本大震災の被災地も含まれている。
世界では今も、福島第1原発事故の影響を受けた地域で生産された食品の輸入を制限する国がある。日本側は、他国よりも厳しい基準を設け、検査を徹底していると主張している。
大会運営局では、素材の産地は表示するが、福島県産品に特別な表示を付けることはしない。
さらに選手村のダイニングホールには、あらゆる宗教上の制約や食事制限に対応するメニューがそろっている。五輪初となる独立したグルテンフリーのコーナーもある。
新型コロナウイルスの流行は、延期された上で開催される今大会全体に暗い影を落としている。ダイニングホールの座席は減らされ、食事時間もできるだけ短縮しなければならない。
それでも、西村さんは自分の料理が選手を元気づけることを願っている。
「この暑い中で練習して、オリンピックという大舞台でプレッシャーや緊張感があって、なかなか食欲が湧かないかもしれない」と言い、そんなときでも「これさえ食べればベストコンディションで大会に挑める」と太鼓判を押した。(c)AFP/Natsuko FUKUE
https://www.afpbb.com/articles/-/3356784?act=all
引用元https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1626664561/
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