1: : 2021/03/12(金) 19:03:54.98 _USER
「痛公用車」というパワーワードが突如ネット上のトレンドワード入り。
市区町村の公用車が痛車仕様とは…。一体誰が乗っているのか所有元である岐阜・多治見市に聞いてみた。
■「市長専用ではなく…」
陶芸の町である多治見を舞台にしたアニメ『やくならマグカップも』(CBCテレビ、BS11、TOKYO MXほか)が4月から全国放送される。
今回の「痛公用車」は、アニメと“聖地”となる多治見市をPRするために誕生したもので、市が運用している公用車にアニメキャラデザインのラッピングを施し、2月19日にお披露目されている。
ちなみに車両はトヨタ「ノア」。「公用車」と聞くと市長や県知事の専用車と想像してしまうが、実際には「市長専用ではなく、市の職員が業務の際などに使用しています」(多治見市産業観光課)とのことだ。そりゃそうだよなぁ…。
■原作は地元発のコミック
原作は、市内IT事業者であるプラネットが約10年に渡って発行してきたフリーぺーパー形態のコミック。
地元発の作品が注目を集めるまたとないチャンスとあり、市では昨年11月に出演声優陣を招聘して市役所庁舎で会見を開くなど、積極的に協力を続けている。
■多治見市が「本気」なワケ
岐阜といえば劇場版アニメ『君の名は。』の飛騨市、同じく『聲の形』の大垣市、さらには現在アニメ放送中の『ひぐらしのなく頃に』の白川郷など、ヒットアニメ作品の聖地が集まっている。
しかし、多治見市はこれといった聖地が確認できず、「うーん、アニメだとないですねぇ…。実写映画ですとモントリオール世界映画祭でグランプリに輝いた『長い散歩』、2020年に公開された井筒和幸監督の『無頼』などがありますね」(多治見市産業観光課)と、ちょっと渋めなラインナップなのが現実で、今回の『やくならマグカップも』の聖地化による観光促進を目指している。
■やや厳し目のコメントも
斜め上の観光PRを行う多治見市の取り組みについて、ネットでは「痛公用車見かけたらテンション上がりそう」「『ようやく市も動き出したな!』と期待」「画像見てみたら想像より遥かにガチの仕様だ」と絶賛する声が相次いでいる。
一方で、「アニメ放送前から聖地化目指して成功した例ってなかったはず」「事前の聖地アピールは大抵失敗する」「作品の人気が出ないと…」と、アニメ聖地ならではの少々手厳しい指摘も。
ただそれくらい注目を集めているのは確かであり、あとはしっかりアニメが成功してくれることを祈るばかりだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)
https://sirabee.com/2021/03/12/20162531519/
引用元https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1615543434/
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