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1: : 2020/05/01(金) 15:41:29.91 _USER
 新型コロナウイルスの影響で、いま販売店では、さまざまな製品の在庫切れが相次いでいる。最も大きな影響を受けているのはご存じのように使い捨てマスクだが、PC周辺機器においても、テレワークのニーズが増えたことで、Webカメラが軒並み欠品するなど、大きな影響が出ている。

 そもそもWebカメラは通常時にそれほど数が出る製品ではなく、大手の家電量販店でも週に2つか3つポロポロと売れれば(そのジャンルの中では)売れ筋と見なされるほどだ。メーカーも潤沢な在庫を抱えているわけではなく、現在のような状況下では、長期欠品が起こるのも当然だ。

 さて、このようにメーカーで欠品が発生しているケースでは、店頭に並ぶ時期はあくまでもメーカーへの入庫時期に依存するわけだが、では仮にメーカーに在庫があった場合、店頭に製品が並ぶタイミングに、日付や曜日による規則性はあるのだろうか。

 先に結論を書いてしまうと、答えは「イエス」だ。言い換えると、こうした規則性を知っておけば、製品を狙ってゲットできる可能性は高くなる。今回は在庫がある平常時における、PC周辺機器やアクセサリーの店頭への入荷・陳列の規則性についてみていこう。

 なお、現在は新型コロナウイルス対策のため、休業や営業時間の短縮を続けている店舗が多く、不要不急の来店は控えるよう協力が求められている。ネット通販では配送が間に合わず、急ぎ店舗で購入する必要が生じた場合などでも「密」を避けつつ、この状況で営業している店側に迷惑を掛けないよう注意したいところだ。

□大型家電量販店は欠品知らずだが、陳列遅れはある
 さて、業界を問わず、販売店で製品が補充されるタイミングは、その販売店が配送センターを持っているか否かで大きく変わってくる。大型の家電量販店はこれが「イエス」であり、小規模なショップであれば「ノー」ということになる。ECサイトは規模によって「イエス」の場合もあれば「ノー」の場合もある。

 まず大型家電量販店など、配送センターを持っている場合だが、製品はメーカーから配送センターに納品され、それが各店舗へと納品される。店舗から配送センターへの発注は、平日か土日かを問わず、製品が売れる度にPOSシステムを通じて行われる。配送センターの在庫が少なくなれば自動的にメーカーに発注がかかるので、完全に欠品することはまずない。

 一般的に、店頭で製品が最も売れるのは土日だが、大型家電量販店では、そこで売れてなくなった在庫が、月曜日にはすぐに入ってくる。そのため1週間を通して見た場合、店頭で在庫がないまま放置されている期間はほぼ存在しない。配送センターに常時在庫を持つが故の強みだ。

 ただしこれはあくまで伝票ベースの話。月曜日の朝からPC周辺機器を買いに来る客はいてもごく少数なので、週明けの月曜や火曜は、補充用の製品はバックヤードに到着しているにもかかわらず、まだ店頭に陳列されていないケースがある。

 特に品出しをする店員が忙しくて手が回っていない場合や、また店頭への陳列がメーカーから派遣される品出しのバイト(というのが存在する)にまかされている場合、こうしたケースが起こりやすい。従って週明けの月曜火曜に、もし欲しい製品が店頭になく棚がぽっかり空いていても、まだ品出しされていないだけかもしれない。

>>2 へ続く

2020年05月01日 15時00分 公開
ITmedia PC USER
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2005/01/news093.html

2: : 2020/05/01(金) 15:41:40.01 _USER
>>1 から続く

□小規模なショップは週の前半は欠品続きのことも
 これに対し、配送センターを持たない小規模なショップは、土日に売れてなくなった在庫分を、日曜の営業終了後、もしくは月曜日の早い時間に目視でチェックし、メーカーに対して発注をかけることが多い。メーカーはそれらを取りまとめ、宅配便で出荷するわけだが、月曜日の午前中など早い時間に送信された注文でない限り、出荷は一般的に火曜日が最速だ。

 そうなると、仮に翌日着のエリアだとしても、ショップに荷物が届くのは最短で水曜日になる。つまり土日で品切れした製品は、一般的には水曜の午後くらいまでは店頭に並ばない。

 言い換えるとこうしたショップは、週の前半は店頭にストックがない場合が多く、週末に近づくにつれて製品の在庫が回復してくるので、何か目的の製品があれば、木曜から金曜にかけて店頭に足を運ぶのが正しい戦略となる。土日は、週の始めよりは確率は高いが、売り切れでなくなっている可能性もある点は考慮したい。

 ちなみに、配送センターを持つ大型量販店でも、配送センターで在庫を切らせてメーカーから急ぎで取り寄せる場合は、これら小規模ショップと同じパターンになる。この場合、急ぎでも必ず配送センターを経由しなくてはいけない量販店と、店舗への直接納品が許される量販店によって到着日にズレは出るが、週末を狙って在庫を補充するという点で違いはない。

 以上をまとめると、家電量販店をはじめPC周辺機器やアクセサリーを販売しているショップは、在庫は常に土日に向けて補充されるため、狙い目なのはその前、木曜か金曜ということになる。ただしターゲットが大型の家電量販店で、かつ週末まで待っていると売り切れがちな人気商品であれば、あえて週の前半、火曜や水曜を狙う手もある。

□コンビニは1日3回納品、バックヤードの在庫は期待できない
 最後になったが、コンビニについても参考までに記しておこう。コンビニについては、大手3社はいずれも1日3回、配送センターから製品が各店舗に届けられる。チェーンによって若干の違いはあるが、24時間のうち1回目が早朝、2回目が昼過ぎ、3回目が夕方というのが基本パターンだ。その後に店頭への品出しが始まる。客が多い朝、昼、晩のピークタイムには、おにぎりや弁当類が必ず陳列されているように工夫されたものだ。

 配送便が各店舗に到着する時間は、配送センターからのルートによっても変わってくる。また到着後もすぐに品出しができるわけではなく、客が少なくなるまでコンテナに入ったまま通路に放置されることもある。この辺りはピークタイム中心に売っている店と、そうでない店によっても違う。オフィス街にある店舗ならピークタイム優先になる。

 コンビニの特性として知っておきたいのは、バックヤードにストックを置くスペースがほとんどない店舗もあることだ。店舗によっては店頭在庫がほぼ全てで、バックヤードに残っているのは(規定のこん包で届いた)飲料の残りだけ、というケースもある。居抜きで営業している店舗も多いからだ。

 それ故、店頭から品がなくなったら、次の瞬間にバックヤードからじゃんじゃん補充されるわけではない。それがマスクやトイレットペーパーのように、通常は品ぞろえ程度に置かれている製品であればなおさらだ。トイレットペーパーのように体積のあると、バックヤードに置き場所すらないことも多い。

 今回の新型コロナウイルスの影響で、さまざまな製品が店頭で欠品し、入荷したら即完売という状態が続いているが、コンビニはもともと製品の回転率と利便性を追求した業態であり、我先にと争って買うような製品を並べるには向いていない。マスクなどを買い求める場合も、店頭にないからといって店員が答えられない入荷予定を聞き出そうとするなど、迷惑を掛けることのないよう配慮したいところだ。

引用元https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1588315289/