中学３年までの成長期限定ユニット「さくら学院」が２９日、東京・中野サンプラザでラストステージ「さくら学院　Ｔｈｅ　Ｆｉｎａｌ　～夢に向かって～」を行った。

設立当初から掲げるユニットの目標は「生徒たちが夢を実現し、様々な分野で活躍できるスーパーレディーに成長していく」。
コロナ禍などの状況を踏まえ、目標達成のためには個々に合った育成、個人に特化した活動への方針転換が必要となり、８月末で閉校（休止）する。

在校生８人は、１０周年記念曲「Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ…」、新曲「Ｔｈｅ　Ｄａｙｓ　～新たなる旅立ち～」など１５曲を全力パフォーマンス。
閉校式後、デビュー曲「夢に向かって」を歌い上げた。

最後のあいさつでは、各メンバーが涙ながらに思いを語った。話し終える度に、惜しみない拍手が注がれた。

生徒会長の野中ここなは「転入してきた時、こんなにも『さくら学院』が大切で家族みたいな存在になるとは思いませんでした。最後の最後まで父兄（ファンの呼称）の皆さんが応援して下さって、見守って下さって、このステージに出ています」と涙をこらえ、あいさつ。
「この世界には７０億人以上いるけど、私のことを見つけて下さり、本当に、本当にありがとうございました。『さくら学院』に入れたことが一生の誇りです。父兄の皆さん、メンバーは私の宝物になりました。いつかまた、父兄の皆さんとお会いしてステキな思い出を作りたい。私がどんなスーパーレディーになるのか、ワクワクしながら待っていてください。『さくら学院』に入れて、本当に幸せでした」と話した。

中盤には初代卒業生（１２年３月卒業）の武藤彩未（２５）、三吉、松井がサプライズ登場。
在校生との思い出話に花を咲かせた。１０年４月に開校（結成）した「さくら学院」。
これまで三吉彩花、松井愛莉、ＢＡＢＹＭＥＴＡＬら第一線で活躍するモデルや女優、アーティストを輩出してきたが、１１年５か月の活動に幕を閉じる。

この日のライブの模様は、３１日午後６時から全国の映画館でライブビューイングされる（ディレー中継）。

http://news.yahoo.co.jp/articles/782cef4d9a9ba3ee0ed6aedc52982f5e2b8134db

「さくら学院 The Final ～夢に向かって～」





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