1: : 2020/12/28(月) 11:38:59.09 _USER9
https://realsound.jp/book/2020/12/post-682301.html

荒木飛呂彦の『岸辺露伴は動かない』が、高橋一生主演で実写ドラマ化、本日(2020年12月28日)から3夜連続でNHK総合にて放送される。なお、ドラマ版全3話のうちの2本、『富豪村』と『D.N.A』は荒木の漫画が原作だが、残りの1本、『くしゃがら』は、北國ばらっどによる小説(短編小説集『岸辺露伴は叫ばない』収録)が原作である。

岸辺露伴とは、荒木の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部『ダイヤモンドは砕けない』のサブキャラクターのひとりである。職業は漫画家で、『ピンクダークの少年』というサスペンス・ホラー作品で人気を博している。何よりも「リアリティ」を重視し、「自分の見た事や体験した事、感動した事を描いてこそ」漫画はおもしろくなるのだと考えている露伴は、取材やネタ集めに関しては手段を選ばず、その結果、大変な目に遭ったりもするのだが、懲りる様子はまったくない。また、(後述するが)「スタンド」と呼ばれる異能の持ち主でもある。
中略

とはいえ、あくまでも敵か味方かわからない怪しげな存在である、というところが、この岸辺露伴というキャラクターを味わい深くしているのは間違いないだろう。彼のような正義と悪の二面性を持ったトリックスターが世界をかき乱すからこそ、物語はおもしろくなるのだ。

 露伴が使う「スタンド」(異能)の名は、「ヘブンズ・ドアー」。人を「本」にしてその記憶を読み取るだけでなく、新たに文章(記憶)を書き込んで自由に操ることもできる。この異能はある意味では“最強”といってもいいくらいだが、彼は決して私利私欲のためにスタンドを使わない(ただし、おもしろい漫画を描くために使うことはあり、そのクセが悪い形で出てしまったのが、初登場時の「悪役」の露伴であろう)。

さて、『ダイヤモンドは砕けない』初登場時の岸辺露伴は、「20歳の人気漫画家」という設定だが、(今回ドラマ化された)彼が主人公を務めるスピンオフの短編シリーズ、『岸辺露伴は動かない』では27歳と、少年漫画の主人公としてはやや高めの年齢である(注・ただし、年齢や年代が明記されていない短編や、「外伝」というよりはパラレルワールドの物語と考えたほうがいいような話もある)。そのせいか、トリックスターにしてはどことなく「常識」を身につけているようにも(つまり、少々「大人」になったようにも)見えなくはないのだが、それでも、彼特有のエキセントリックさと、旺盛な好奇心は健在だ。

それにしても、この岸辺露伴を主人公にした短編の数々を描くために、荒木が選んだ「題材」のなんと自由なことか。露伴が(「ヘブンズ・ドアー」も使わずに)イタリアの教会の懺悔室で、ひたすら恐ろしい「告白」を聞くことになる『懺悔室』や、道路の通じていない謎めいた山奥の屋敷で、「マナー」が正しいか正しくないかを試される『富豪村』なども、「よくぞこんなネタで1本描き切った」と思える怪作だが、とりわけ『密漁海岸』という作品の奇想ぶりは圧巻だ。

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4: : 2020/12/28(月) 11:41:41.18
予告見たけどひどかったなw、笑っちゃうほど

15: : 2020/12/28(月) 12:06:37.53
>>4
そうなのか?とりあえず3作とも録画予約しといたぜ?

10: : 2020/12/28(月) 11:51:39.58
チープトリックとのバトルは面白かった

11: : 2020/12/28(月) 11:53:52.64
普通にアニメでやって欲しいわ

17: : 2020/12/28(月) 12:11:19.48
荒木本人が真面目で奇妙な漫画家であることから来るリアリティ

引用元https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1609123139/