
1: : 2020/12/20(日) 18:34:43.61 _USER
江戸時代にも忘年会はあった
そろそろ忘年会のシーズンである。江戸時代にも忘年会はあった。町奉行所にもしっかりと忘年会がある。しかも長かった。
奉行所の仕事納めは12月25日。翌日の26日から1月の2日まで奉行所は忘年会をやっていた。
1年間休みなく働いた報酬というわけである。
江戸の町は12月13日のすす払い終わると、仕事というよりも年末モードに突入する。 どの店も来年に向けての準備を始める。
すす払いも、江戸城をはじめとして全ての商人がいっせいにおこなう。終わると頑張った人たちを胴上げして祝う。
さらに、夕方から煤払いそばを振る舞う習慣だった。
この時の蕎麦がプチ忘年会と言ってもいいだろう。
ギリギリの攻防戦
長屋に関しては大晦日の最終決戦に向けて準備が始まる。江戸は掛売り社会だから、年末に売掛金の回収がある。
大晦日に払わずに凌ぎきることができると、次の大晦日まで持ち越される借金もあるのである。
やりすぎると物を売ってもらえなくなるので、どこまで払えるかギリギリの攻防戦を行うことになる。
借金の交渉しながら、長屋では忘年会が行われた。
忘年会が終わると初詣である。基本的に大晦日の江戸は朝まで忘年会をやるのが習慣だった。
その代わり元日の江戸は完全休業である。燃え尽きるまで忘年会をやって元日は寝て過ごす。
定期的な休みもなかった
江戸の町が復活するのは2日からであった。
今と違って江戸時代には休みがない。商人であればお盆の時期に3日、正月の時期に3日。基本的に年に6日間の休みである。
大工や鳶であれは雨は休み。
現代のように定期的な休みというものは江戸にはない。そういった憂さ晴らしの全てを忘年会にぶつけるのである。
どこの店でも終夜営業で1年で最大のかき入れ時である。
江戸百万人の一斉の忘年会である。取り締まりなどはなかったが、犯罪もあまりなかったような気がする。
全員参加の忘年会であれば、犯罪者といえども例外ではない。忘年会をサボって盗みを働くというようなことはかえってできなかったのではないだろうか。
そのせいなのかもしれないが、奉行所はとにかく飲んだくれていた。この期間においては飲食代は全て奉行所が負担する。
薄給の同心からするとありがたかったに違いない。
祭りが消費を促していた?
今はそういう時代ではないし、一人でゆっくり年末を過ごしたいという人の方が多いかもしれない。
コロナの問題もあるからそういう時代はもはややってこないのだと思う。
しかし、首都全部が朝まで忘年会をやっているというのも、それはそれで楽しい祭りなのではないかと思う。
経済という意味においてはお祭りというのは案外経済を回している。毎月なんだかんだと祭りが開かれているのが江戸の消費を促していたのではないかと思う。
飲酒経済とでも言うべきものが江戸にはあったような気がする。
時代に逆行するようだが、ウェブ忘年会だったとしても年末には集まって酒を飲んでみるのも悪くないと思う。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77886
そろそろ忘年会のシーズンである。江戸時代にも忘年会はあった。町奉行所にもしっかりと忘年会がある。しかも長かった。
奉行所の仕事納めは12月25日。翌日の26日から1月の2日まで奉行所は忘年会をやっていた。
1年間休みなく働いた報酬というわけである。
江戸の町は12月13日のすす払い終わると、仕事というよりも年末モードに突入する。 どの店も来年に向けての準備を始める。
すす払いも、江戸城をはじめとして全ての商人がいっせいにおこなう。終わると頑張った人たちを胴上げして祝う。
さらに、夕方から煤払いそばを振る舞う習慣だった。
この時の蕎麦がプチ忘年会と言ってもいいだろう。
ギリギリの攻防戦
長屋に関しては大晦日の最終決戦に向けて準備が始まる。江戸は掛売り社会だから、年末に売掛金の回収がある。
大晦日に払わずに凌ぎきることができると、次の大晦日まで持ち越される借金もあるのである。
やりすぎると物を売ってもらえなくなるので、どこまで払えるかギリギリの攻防戦を行うことになる。
借金の交渉しながら、長屋では忘年会が行われた。
忘年会が終わると初詣である。基本的に大晦日の江戸は朝まで忘年会をやるのが習慣だった。
その代わり元日の江戸は完全休業である。燃え尽きるまで忘年会をやって元日は寝て過ごす。
定期的な休みもなかった
江戸の町が復活するのは2日からであった。
今と違って江戸時代には休みがない。商人であればお盆の時期に3日、正月の時期に3日。基本的に年に6日間の休みである。
大工や鳶であれは雨は休み。
現代のように定期的な休みというものは江戸にはない。そういった憂さ晴らしの全てを忘年会にぶつけるのである。
どこの店でも終夜営業で1年で最大のかき入れ時である。
江戸百万人の一斉の忘年会である。取り締まりなどはなかったが、犯罪もあまりなかったような気がする。
全員参加の忘年会であれば、犯罪者といえども例外ではない。忘年会をサボって盗みを働くというようなことはかえってできなかったのではないだろうか。
そのせいなのかもしれないが、奉行所はとにかく飲んだくれていた。この期間においては飲食代は全て奉行所が負担する。
薄給の同心からするとありがたかったに違いない。
祭りが消費を促していた?
今はそういう時代ではないし、一人でゆっくり年末を過ごしたいという人の方が多いかもしれない。
コロナの問題もあるからそういう時代はもはややってこないのだと思う。
しかし、首都全部が朝まで忘年会をやっているというのも、それはそれで楽しい祭りなのではないかと思う。
経済という意味においてはお祭りというのは案外経済を回している。毎月なんだかんだと祭りが開かれているのが江戸の消費を促していたのではないかと思う。
飲酒経済とでも言うべきものが江戸にはあったような気がする。
時代に逆行するようだが、ウェブ忘年会だったとしても年末には集まって酒を飲んでみるのも悪くないと思う。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77886
3: : 2020/12/20(日) 18:42:44.59
ウェブ飲み会は別に逆行してないだろ。
勧めておきながら、参加はあまり好きではないけど。
勧めておきながら、参加はあまり好きではないけど。
5: : 2020/12/20(日) 19:15:32.68
犯罪もあまりなかったような気がする、で吹いた
引用元https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1608456883/
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