Zホールディングス（HD）傘下のヤフーは、フリマアプリでアパレル通販「ゾゾタウン」を運営するグループ会社のZOZOと連携する。ゾゾタウンで購入した洋服をフリマアプリで自動的に登録し、中古品として売りたい際に手軽に出品できるようにする。

ヤフーの「ペイペイフリマ」とゾゾタウンのアカウントをひも付ける。新品と中古品を扱う電子商取引（EC）の連携によって、両サービスで取引を活性化させる。

ゾゾタウンで洋服などを購入すると、一定期間後にペイペイフリマ上の「持ち物リスト」に登録される。リストから中古品を出品すると、商品のカテゴリーや説明などが自動的に入力されるため、利用者が情報を入力する手間が省ける。7月中はこの機能を使って出品するたびに100円分のポイントがもらえるキャンペーンを行う。

ZHDは2019年11月にZOZOを連結子会社化した。これまでにヤフーが手掛けるECモール「ペイペイモール」にZOZOが出店したほか、ECシステムも一部を連携。スマホ決済「ペイペイ」のゾゾタウンへの導入も計画している。
2020/7/3 10:48
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61109040T00C20A7X35000/