1: : 2021/10/17(日) 23:04:00.43 _USER9
https://magmix.jp/post/64753

漫画家の藤子・F・不二雄先生は、『ドラえもん』や『キテレツ大百科』などの原作者として知られています。コミカルな作風をイメージする人は多いかもしれませんが、大人向けのブラックな作品も数多く輩出してきました。あと味が悪く、ゾッとする結末が記憶に残るブラックな作品をご紹介します。

例えば、物語のラストが衝撃的なマンガ『ある日……』。自主映画サークルのメンバーである4人の男性たちは、それぞれ撮影した作品を持ち寄って上映会を行います。ひとりずつ順番に作品を披露していくなか、佐久間は「どれもこれもつまらない」と他の人たちの作品を否定します。かくいう佐久間の作品は平凡な日常風景を映し出すだけで、最後には何の前触れもなく突然終わってしまう淡白な映像でした。

メンバーからは「単なる生活スケッチじゃないか」とばかにされますが、佐久間は「ある日突然…… 核戦争が始まって一瞬にして小市民の生活が消滅したという結末です」「『ある日』は『唐突』にやってくる。『伏線』など張るひまもなく」と説明。そしてこの作品はいつ日常が失われるかを熱く語る佐久間をよそに、「プツン」と音をたてて真っ白なコマで終わっています。佐久間の懸念していたことが実際に起きてしまうという恐ろしい終わり方から、藤子・F・不二雄先生のブラックユーモアさを感じられます。

また記憶に残るブラック作品として、『ミノタウロスの皿』を思い浮かべる人も多いでしょう。物語の主人公となる青年は地球型の惑星に不時着し、人間にそっくりな少女・ミノアと出会います。次第に仲を深めていくものの、後に彼女は「ズン類」(牛のような生物)の家畜であることが判明。要するにミノアの住む惑星では、牛が人間を家畜として食べるという文明が栄えていたのです。青年はミノアを助けるために奔走しますが、結局ミノアは大皿の上に盛られてしまうハメに……。そして最後には、主人公がステーキ(家畜)を食べるという皮肉なシーンも描かれました。

no title

no title

2: : 2021/10/17(日) 23:05:06.95
Fは天才だからな

10: : 2021/10/17(日) 23:10:24.42
Fの短編集すごいよな

13: : 2021/10/17(日) 23:13:01.87
後味が悪いわけではないが、「ノスタル爺」が身につまされた

316: : 2021/10/18(月) 01:25:18.11
>>13
わかる
あれは良い作品

17: : 2021/10/17(日) 23:13:36.69
AもFも
短編が面白い
この間の無料期間よく読んだわ

73: : 2021/10/17(日) 23:40:35.83
>>17
Aはどちらかと言うとまんが道、少年時代と長編が面白いけど

54: : 2021/10/17(日) 23:31:22.81
短編じゃないけど未来の想い出

映画は微妙F先生出てたよね

55: : 2021/10/17(日) 23:31:26.27
劇画オバQで図々しく飯おかわりするシーンがうざくて笑えた

280: : 2021/10/18(月) 01:07:16.04
>>55
絵柄とかストーリーは劇画なのにQ太郎の性格だけギャグ漫画のまんまだから違和感凄い
ほんと上手い手法だと思う

59: : 2021/10/17(日) 23:33:39.42
手塚先生のある程度不気味で不条理なとこ受け継いでいるよねF先生って

65: : 2021/10/17(日) 23:34:31.20
短編は比較的ダークな終わり方多いよな
A先生は笑うセールスマン見るまでも無く魔太郎で好きなのが分かるが

66: : 2021/10/17(日) 23:34:53.40
AとFは見た目と性格が逆

79: : 2021/10/17(日) 23:44:30.18
色んな形で出てるけど中公愛蔵版の3冊が一番好き

引用元https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1634479440/